木工塗装の
可能性を追い求める
1つとして同じ表情がない木材と向き合い、美を追求し、お客様のご要望に、建築の未来に、私たちだからできる答えを出す。
それがニシザキ工芸塗装部のものづくり。
すべての技術に磨きをかけ、アイデアを駆使し、ご期待を超える製品を提供していく。
この先も、私たちは木工塗装の可能性を追求し続けていきます。
ニシザキ工芸は、1923年に創業者が江戸指物師として独立し、木工家具製造を軸にしながらも時代に合わせて事業を進化させてきました。1世紀を超える歩みの中で、当社が独自に築き上げてきた強みの1つが木工塗装技術であり、2005年に専門スタジオを開設するに至った理由でもあります。
どれだけテクノロジーが進歩しても、私たちが最も大切にしているのは人の「手作業」と「チームワーク」。塗装の現場で手を使って考え感じながら技能を身につけ、自律した職人同士のコミュニケーションから新たな価値が創造されていく。それが、私たちの目指す姿です。
美しい塗装をつくるのは、ニシザキ工芸という会社ではなく、そこで働く職人たちの情熱。持てる技術を注ぎ、挑戦を止めないその情熱が重なり合うことで、お客様の理想を形にしています。
特注家具の塗装は「生きた木材」を扱うがゆえ、経験を通じてのみ培われる熟練した職人の技術と感性が欠かせません。標準化や数値化が難しいその部分こそが私たちの核となっています。
どうすれば、目標の色や質感を実現できるか。チームワークで知恵を出し、アイデアをどんどん実践していく。そんなニシザキ工芸らしいものづくりを次世代に継承することも重要だと考えています。
木工塗装の可能性を追求する道に終わりはありません。個人の成長、働きがい、生きがいといった心の豊かさも大切にし、現状に満足しない職人集団であること。それがニシザキ工芸 塗装部です。

塗装部部長
塗装スタジオ工場長








ニシザキ工芸 塗装部では、社員一人ひとりがやりがいと誇りを持って仕事に取り組み、継続的に成長・活躍できるよう、技能向上やキャリア自律を後押しする取り組みを行っています。

職場でのOJTに加え、各分野の専門家を講師としてお招きした社内研修を随時開催しています。木工塗装技術のスキルアップを図るものから、チームワークや生産性向上、DXについて学ぶものまで、内容はさまざま。研修を通して、ニシザキ工芸の塗装職人として求められる知識、技能、マインドなどを総合的に習得します。

建築やインテリアを学ぶ学生や業界のプロフェッショナルの方々に向けた出張木工塗装セミナーを、ご要請に応じて承っています。専門学校の桑沢デザイン研究所様、ICSカレッジオブアーツ様、町田ひろ子アカデミー様での開催は、毎年恒例となりました。これからも自社の保有技術を生かした社会貢献活動を続けていきます。

業務において取得が必要な有機溶剤作業主任者資格のほか、能力開発の観点から取得を奨励する資格について、勉強のための研修参加費や受験費用の補助、資格手当支給といったサポートを行っています。塗装技能士(木工塗装)、塗装調色技能士、危険物取扱者乙種第4類などが奨励資格の一例です。

東京木工塗装技能士会が主催する技能コンクールに毎年、塗装部の有志が参加しています。2025年度の第19回大会では当社の目黒大祐の作品が第1位、山崎隆史の作品が第2位に入賞しました。コンクールへの参加は、職人の技能レベルを向上させることだけでなく、大会への準備を通じて教え・教えられる職場風土をつくることも目的としています。

建築業界では次世代の担い手育成、技術・技能の継承が課題となっています。こうした課題に対し、私たちができることとして、インターンシップや、地域の小・中学生を対象とした職場見学の受け入れを行っています。これらの活動は、社員が地域社会との接点を持ち、視野を広げる機会にもなっています。