あらゆるオーダーに
お応えする木工塗装技術
ニシザキ工芸 塗装部が有する多様な木工塗装技術は、毎回新しいプロジェクトに果敢に挑み、
お客様の信頼を積み重ねてきた結果、培われたものにほかなりません。
さまざまな原色塗料を混合し、目標の色を創り出す調色作業。木工塗装においては、木目や含水率、材色といった木材の個体差、さらには塗料の特徴を理解する必要があり、熟練した匠の知見と感性が試されます。当社では、実際に使用される木材で塗装サンプルを作成し、綿密に色合わせを行います。
木材塗装の仕上がりを左右するのが、木地や塗装面の凹凸を極限までなくす研磨作業。バフサンダーと呼ばれる道具と多様なサンドペーパーを使い分け、塗っては研磨するという工程を繰り返します。なめらかな手触りや美しい光沢感、塗膜の強度が生まれるベースは、地道なこの工程にあるといっても過言ではありません。
繊細かつ多彩な意匠を持つ特注の家具や建具に対して薄く、均一な塗膜を重ね、奥行きと深みのある塗装を施すためには、スプレーガンをどの角度で、どのくらいのスピード・量で吹き付けるべきか。また、研磨と塗りを何回重ねていくか。職人たちはそれらの感覚を、試行錯誤しながら時間をかけて身につけています。
当社が手がける特注の家具や建具は現場で施工を行うため、木材のわずかな反り、金具パーツの誤差などを考慮したミリ単位での「納まり」調整が欠かせません。塗装もまた、たとえば家具と壁が隙間なく一体となるように、職人が丁寧に仕上げます。こうした現場調整力が、最高の美しさと使い心地を生み出しているのです。
素材や用途に応じて塗装技法を使い分け、均一で美しい仕上がりと耐久性を実現します。光沢やマットなど、多様な質感にも対応します。

ニシザキ工芸が得意とし、お客様から最も多くオーダーいただく塗装技法。木目や質感を残しながら、目標のカラー、艶を付与します。

木目を隠し、塗料の色味を生かす「単色塗りつぶし」の技法。美観と耐久性を両立できることが魅力です。メタリックやパール感といった表情を持たせることも可能です。

エナメル塗装とクリア塗装を施した後、塗膜厚を調整しながら磨き上げ、鏡のような光沢を生み出す技法。難易度が高く、習得には十年単位の経験を要します。

微細な凹凸を形成しマットな印象に仕上げる「梨地仕上げ」、長年使い込まれたような風合いを出す「エイジング仕上げ」など、さまざまな塗装技法に対応しています。

漆に近い肉持ちと光沢を再現できる技法。カシューナッツの殻から搾り出した油が主原料であることから、カシュー塗とも呼ばれています。本漆塗についてもご相談ください。

歴史的に貴重な文化財や美術品をはじめ、アンティーク家具の修復塗装も承っています。経年による味わいを残しつつ、色褪せやキズ、汚れ部分を補修し、家具の美しさと価値を復元します。